介護をしている父親に暴行し死亡させたとして、幸署は27日、傷害致死の疑いで、川崎市幸区河原町、自称設計士の男(44)を逮捕した。
逮捕容疑は、16日から22日にかけて、同区内の路上や自宅で、父親の守一さん(72)の背中や手足を殴ったり蹴ったりし、外傷性ショックで死亡させた、としている。
署によると、同容疑者は長男で、守一さんと母親(67)の3人暮らし。22日に同容疑者が「父が動かない」と119番通報、守一さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
その後、病院が全身に複数のあざがあったことから県警に通報。署は司法解剖して死因を外傷性ショックと特定し逮捕した。同容疑者は暴行について認めているが、「あざになるほどではない」と死亡との因果関係を否定している。
同容疑者は、守一さんが脳梗塞を患った2年前から同居し、父親と認知症の母親を介護していたとみられる。
神奈川新聞社
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